アメリカの性革命がもたらした悲惨な結果

終戦後の日本人はあらゆる面でアメリカをモデルにし模倣してきました。「アメリカ人のような生活をしたい」と、ドラマの中の生活に憧れ、ファッションを取りいれ、ジャズやロックを聴き文化を学んできたのです。性についても同じです。欧米ではやり始めた「性の自由化」の流れをわが国の若者たちも取り入れました。海外の流行はファッションも文化も風俗もみんな、「正しいこと」「まねすべきもの」という価値観を、多くの人が盲目的に受け入れたのです。

まねすること自体は悪いことではありませんが、盲目的であったために修正がききません。「性革命」は大失敗に終わり、もはやアメリカでは「自由なセックス」はすたれてしまっているのに、わが国では依然として残っています。むしろ、さらに進化してしまったとも言えるでしょう。

【セックスの「無限の自由」が恋愛を奪ってしまった!?】

アメリカではベトナム戦争後、社会も人々の心も殺伐としてしまいました。そうした精神土壌の中で、「セックスの自由」が誕生したのです。心が弱っているときに、「好き勝手に気持ち良くなろう!」という明るいマインドが流行するのは必然だったと言えるかもしれません。若者たちの間で「性の自由化」が大流行し、自由と喜びが広がるはずでした。

しかし、自由が作りだしたのはアメリカの精神の崩壊。気にいればいつでも気ままに性的関係を結ぶというカジュアルな付き合いがはやることで、恋愛が殺伐としたものになり、長く深く付き合える「真実の愛」が消滅したと言われます。社会学者の中には、「セックス革命によってアメリカはほろんだ」という人もいます。

【フリーセックスによって、敵意と傷心、病気が増大!?】

性の自由化によって、バラ色の恋愛が誕生するはずだったのに、実際には、人を憎んだり恨んだりする人が増え、深刻な性感染症が流行し、心に傷を負う人が増えました。エイズの蔓延もそのひとつです。アメリカの若者たちは、人生がもっと豊かで楽しいものとなると考え、性を解放したのに、結果は惨憺たるものとなってしまいました。この反省によって、アメリカでは「性の尊厳」を取り戻そうとするトレンドが発生しています。

アメリカは「性の自由化」の反省に基づき、必死に立ち直ろうとしているのに、わが国では相変わらず「性の自由化」が信奉されています。学校の教育現場ですら。

アメリカから輸入されえた「フリーセックス」の考え方は、もはや陳腐化しているにもかかわらず、相変わらずわが国では、「正しい思想」ととらえられ、多くの人々の間でもいまだに「常識」とされています。そうした人たちが、子どもたちに「好きならセックスしなさい」と教えているのです。

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