子どもの性にまつわる疑問に対して親がやってはならない反応

「お母さん、赤ちゃんってどうしたらできるの?」。こどもがある程度の年齢になった時、こうした質問が出るのは当然のこと。子育て経験のある親御さんなら“あるある”ではないでしょうか? しかし、はじめての子育てをする方の場合、どうしても言葉に詰まってしまうでしょう。

適切な性教育はこどもにとって非常に大切なこと。逆に、間違った答え方をすると、将来的な成長に悪影響を与えてしまうかも知れません。そこで今回は、こどもから向けられる“大人な質問”に対し、こんな態度を取ってはNG! というポイントをご紹介します。

【焦って無理やり会話を終わらせない】

こどもからちょっとエッチな質問が飛んできたとき、多くの方は言葉に詰まって黙ってしまうか、「そんなこと聞いちゃダメ!」といった具合に、質問を終わらせてしまいます。しかし、こどもにはしっかりとそのリアクションが伝わっていることを理解していますか?

「お母さんがこんなに動揺するなんて、きっとこの質問は聞いちゃダメなんだ」というイメージを持たれると、将来的に大きな問題が訪れた時、こどもは親に相談ができなくなってしまうかも知れません。そうなると、万が一の際に助けとなる人がいないので、過ちを冒してしまう可能性もあります。

ポイントは、国語や理科を教えてあげるような気持ちで、冷静に答えてあげることです。あらかじめ聞かれるであろう質問を想定し、聞かれた時にさっと答えられるよう準備しておいてください。

【嘘を教えてしまう】

「赤ちゃんはね、コウノトリさんが運んできてくれるんだよ」。昔から性教育の現場で使われてきたこの言葉。誤魔化し方としては悪くないのですが、正しい情報ではありません。間違ってこどもが友達にこのことを伝えた場合、からかいの対象になってしまう可能性もあるでしょう。

さらに、「噓をつかれた」という思い出が残ってしまうと、両親に対しての信頼を失ってしまうかもしれません。大人にとってみれば些細な噓も、こどもにとっては大事件になるのです。

そのため、こどもの質問に対しては正しい答えを用意してあげましょう。もちろん、詳細まで教えることはありません。「赤ちゃんはママのお腹の中で大きくなるの。そして、時間がたったら自然に出てくるのよ」という、おおまかな伝え方を意識しましょう。

【変に事細かく伝えない】

前項では、正しい情報を伝える重要性についてお伝えしました。しかし、あまりにも正確で詳しい情報は、こどもに衝撃を与えてしまう可能性があります。そのため、こどもの年齢を考えた伝え方を意識してください。

たとえば、「赤ちゃんが出てくる時には、どこを通るの?」という質問。ここで女性器の話などをこと細かく説明する必要はありません。「女の人の体には赤ちゃんのための通り道があるの。そこを通ってくるんだよ」程度の情報で十分です。

中には、「それだけじゃ分からない!」と駄々をこねる子もいるでしょう。外出先で大声を出されるのは親御さんとしては困ったものです。こうした際は、「いい質問だね。じゃあ、家に帰ってからじっくり教えてあげるね」といったはぐらかし方も、テクニックのひとつです。

こどもがしてくる“大人な質問”は、親御さんにとっては避けて通れない道と言えるでしょう。いつまでも目を背けていては、大切なお子さんの心の成長を妨げてしまうかもしれません。冷静に、ざっくりと、正しいことを伝える。このポイントを心がておけば、どんなことを聞かれても安心です。

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