セクシャルマイノリティーって何?

セクシャルマイノリティーという言葉をご存知ですか?性的少数者という意味で、主にLGBTと言われる性を持つ人達のことを差します。近年は理解が進んできましたが、統計調査によれば20~30人に1人の割合、つまりクラスメイトに1人はいる計算になるのです。もし、自分の子どもがセクシャルマイノリティーだったらどうしますか?

【性的少数者って何?】

性にまつわる場面で少数派になってしまうのが、セクシュアル・マイノリティーです。まず、これは多数派に対して少数派であり、少ないから変だとか、逆に偉いという価値判断は意味がありません。それに、少数派といってもいろいろな種類があります。それぞれが、人間の性のあり方に関する様々な可能性の一つ一つで、ひとしく尊重されるべきです。このセクシャルマイノリティ、人間だけでなく自然界にも見られる傾向があります。実際、大昔の日本でも衆道(男と男が恋仲になる)という文化がありました。戦国武将で有名な織田信長や小姓の森蘭丸とそういった仲であるとも語られているのです。寺院などの仏門に帰依するお坊さんたちにも、昔は稚児趣味(小さい男の子)や、武士間でも念友(男色関係を結ぶ)がありました。では、どうして現代ではあまる聞かなくなったのでしょう。それは西洋文化、とりわけキリスト教が同性愛に対し厳しい戒律をもつため、破れば処罰対象になってしまいます。恥の文化がある日本において処罰される条件に当てはまるのは、とても恥ずかしいことだったのです。

【セクシャルマイノリティの問題はとても繊細】

LGBTとは、レズビアン(女性の同性愛者)やゲイ(男性の同性愛者)、バイセクシャル(両性愛者)、トランスジェンダー(身体的な性に囚われない自認性)の4つを差しています。ですが、実はものすごく多岐にわたっているので、分類するのは不可能です。専門的、そしてセクシャルマイノリティ自身は、これらの性に関することを「性的グラデーション」もしくは、「レインボー」と称しています。それほど、この性に関する問題は複雑だといえるのでしょう。

セクシャルマイノリティは30人に1人、13人に1人とも言われています。なぜこんなにも人数に違いが出るのか。理由は単純、カミングアウトをしない人が大半だからです。近年メディアにLGBTであることを公表す人は増えていますが、昔は表舞台に出てくる人はほとんどいません。例外で「オネエ」と呼ばれる、芸能人はいましたがほとんどはイロモノタレントとしての台頭です。セクシャルマイノリティは、笑いの要素としてテレビで扱われました。今でも、性事情を笑いのネタとする人もいますが、大多数が小数を笑うのはいじめと同じ原理です。

【自分の子どもがLGBTであったなら】

LGBTの7割がいじめを受け、その中の3割は自殺を考えたという統計が出ています。思春期になると、周囲のほとんどが異性に興味を抱くはずです。もし、あなたのお子さんがLGBTだったら、友人たちと隔たりを感じ深く傷つくことでしょう。ほとんどの少数派は、悩みを打ち明けられません。性に関する話は親子間でも繊細な問題、ですが両親は彼らにとって身近な異性愛者です。そのことを踏まえて、親御さんはお互いに深く愛し合い、子どもに心から愛しているのだと示してあげてください。LGBTは周囲の理解と早くからの自覚が大切となります。

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