セックスフリーは「やり放題」のことじゃない!?

スウェーデンはしばしば、「セックスフリーの国」だと言われます。こう聞いて、多くの日本人は誰とでも簡単にセックスする、とても淫乱な国を想像するでしょうけれど、「セックスフリー」はそういう意味ではありません。「セックス」は「性別」という意味で、性に関して差別や区別がない、ということを指しています。

例えば、サラリーマンが仕事の依頼を受けたときに、「申し訳ないが、犬の散歩当番なんだ」と断ったりすることが普通に起こり得ます。家庭内のあらゆることを夫婦で分担することになっていて、仕事よりも配偶者を大切にするために仕事を断ったりすることもあるのです。「犬の世話」は配偶者との約束ごとであり、何よりも上位の優先事項です。家事を夫婦で分担することがルールであり、育児についても男女の区別はありません。

そうした平等性が、性生活面での自由にもつながっています。男も女も、相手を自由に選びますので、ナンパをするのも男性に限ったことではありません。ベッドに誘うのも、男とは限りませんし、相手を気持ちよくさせるために様々なテクニックを工夫するのも男の仕事という訳ではありません。性に関して、あらゆる面で「平等」なのです。

【誰とでも寝る訳じゃない!?】

スウェーデンは「フリーセックスの国」(※セックスフリーではない)とも言われ、誰とでもすぐに寝てくれる女性がたっぷりいると思われがちですが、基本的にはそんなことはありません。初対面の相手と仲良くなるハードルは高く、ナンパの成功率は極めて低いと言われます。「スウェーデン女をナンパできれば、超一流のナンパ師」と言われるほどです。意外とシャイな民族なので、誰とでもセックスするのではなく、仲良くなった相手とは気軽にセックスする、ということです。

「スウェーデンには、他人か親友しかいない」と言われたりもしますが、知らない人と会話することはほとんどなく、知っている人とはとことん仲良くしています。親友がたくさんいれば、その中で、色んな人と性交することはしばしばあります。親友の中に、性交した相手としていない相手がいる、という感じです。そうした面が、まるで誰とでも寝ているように見えてしまうのでしょう。

【女がナンパするのもセックスフリー!?】

男と女に差をもうけないというのが、セックスフリーですから、例えば、女性がナンパをしたり、「セックスしよう」と男性を誘ったりすることも普通です。普段の生活では見知らぬ人と仲良くなることはあまりありませんが、リゾート地などでは開放的に弾けてしまうのもスウェーデン女の特徴です。

ギリシアやカナリア諸島辺りの浜辺で遊べば、ほとんど裸に近い格好で闊歩し次々と男性に声をかけて、気軽にセックスしたりもします。中には人前でも構わず交わってしまう人もいるほどです。相性が合えば結婚することも珍しくはありませんが、離婚も珍しくありません。それゆえ、シングルマザーは多くなりますが、社会全体が豊かなために、暮らしに困ることはありません。フリーセックスは、豊かさとも関係あるのでしょう。

スウェーデンでは、男女の性差がほとんどありません。男性が女性のように、女性が男性のように振る舞うことが普通です。性生活においても、です。

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