エッチの基本は相手への思いやり

大人にとって「常識」であっても、子どもにとってもそれが当然のことであるとは限りません。世の常識は時代や地域によって異なるものです。わが国においても、その昔は親が結婚相手を決めている時代がありました。恋愛と結婚とは完全に別もので、女性は好きでもない相手と、結婚式で初めて対面して結婚することもあったのです。

常識だからと教えないのではなく、常識も含めて性教育をすることも大切です。セックスをするには、「お互いの同意が必要」ということも、今は教えなければならない時代です。

【セックスに同意が必要なことを知らない子どももいます】

当たり前のこととバカにする人もいるかも知れませんが、セックスにお互いの同意が必要だと知らない子どもが少なからずいるのです。それゆえ、中学生くらいの世代の性犯罪が増加しています。未成年の犯罪件数は減少傾向にある中で、性犯罪だけはかなり高い増加率をしめしています。セックスしたければ無理矢理しても構わないと考えている若者が増えているのです。

少女が自分の部屋に入ったら、もう「セックスOK」のサインだと勘違いして強引に性行為に及ぶという事件は少なくありません。相手が拒絶しても、それはただのポーズだと理解します。アダルトビデオなどで、無理やりしても感じる女性を観ているため、女性はそういうものなのだと思い込んでいたりもします。相手の感情を読み取る力に欠けているため、女性が傷つくとは考えていないのです。

【夫婦であっても、セックスには同意が必要】

相手が求めてきたときに、いやいやでも性交するのは「消極的同意」となります。消極的同意の場合には、相手には性行為を楽しもうとする気持ちがなく、早く終わって欲しいと考えているため、性に対するストレスが蓄積されます。こうしたストレスがたまると、いずれは「絶対にしたくない」となり、セックスレスの関係におちいることになります。

拒絶しているにも関わらず、無理やりするのは「強姦」です。これは、たとえ相手が恋人や夫婦であっても同じです。夫婦であっても、相手の同意なく性行為に及べば犯罪です。夫による暴力的な性行為でストレスを抱える女性も少なからずいます。そのストレスが原因で病気になる人もいると言われています。

また、暴力的な性行為がPTSD(心的外傷性ストレス障害)となる人もいます。無理やり行う性行為は、暴力になるということも性教育のなかで教えておかなければならないでしょう。

の子どもたちは、人間関係をうまく作れなくなりつつあります。かつては「友だち100人できるかな」とのびやかに歌ったものですが、現代の子どもたちは、「友だち100人もできません」と考えます。男女の関係においても、良好なコミュニケーションを築くのが難しくなっています。特に、性的な面でのコミュニケーションの失敗は顕著です。たとえ夫婦であっても性交には同意が必要だということ、恋人同士ならいわずもがなであることを教育しておくべきでしょう。

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